外資系コンサルが実践する図解作成の基本
外資系コンサルが実践する図解作成の基本
資料作成につまづいている方に!
見やすい・わかりやすい資料作成をしたい方に!
資料作成に自信はあるけど、しっかり学んだことないから体系的に学びたい方に!
オススメ度
分かりやすさ
おもしろさ
資料作成体系的に学べる度
資料作成をする機会の多いコンサルタントがそのテクニックを紹介している『外資系コンサルが実践する図解作成の基本』のレビューを行います。
- パワポは自己流で鍛えてきた
- コンサルの資料作成技術はどんなものか見てみたい
- わかりやすい図解ってどんなものだろう?
上記のような方にオススメです。
私も業務で資料を作成していく過程で自己流で鍛えてきましたが、本書を読むと基本的な内容でも自分の資料には抜け落ちているところがあるなぁと思いました。
なので、若手からある程度経験のあるビジネスパーソンまでオススメできる内容です。
目次
そもそも『外資系コンサルが実践する図解作成の基本』とはどんな本?
本書は「メッセージを届けるための図解作成を学べる」本です。
資料の見た目にあまりこだわらない方はいますよね。メッセージさえ伝わればいいと。
私もどちらかというとそちら側の人間でした。
しかし見た目にこだわる方はビジネスの場で多くいますし、どんな相手でも理解をしてもらう資料の作り方を知っておくことはビジネスにおいて重要でしょう。
本書内でも
「どんな場合でも相手の理解を引き出すことができる資料の作り方を知っていて損はありません。相手の理解を引き出す資料は「図がわかりやすい」という共有の性質があります。」
(引用 本書P29より)
と述べられています。
この図をわかりやすく示すことを「図解」とし、このテクニックを本書では紹介しています。
本書の構成
- 0部 図解の効果
- 1部 図形の見せ方
- 2部 図形の使い方
- 3部 図解のパターン化
- 4部 図解の魅せる化
『外資系コンサルが実践する図解作成の基本』のポイント
即使える実践的な内容が学べる
図形の見せ方・使い方から配置や色の使い方など、相手に伝わりやすい図の作成技術を学べます。
ただ単に資料作成のパワポテクニックを紹介するだけでなく、どのような場面でどのような図解が適切か、まで学べるようになっているので業務に即使える実践的な内容です。
例えば、
「タテヨコ」を図解する → マトリクス図・象限図など
「関係性」を図解する → 集合図・相関図など
などを紹介し、具体的な事例と作成する上での考え方に加えてパワポ・エクセルテクニックを掲載しています。
まとめ 〜図解作成のハンドブック〜
「メッセージを伝えるための図解作成ハンドブック」として本書はぜひ資料作成の際にお手元に置いておくとよいでしょう。
もちろん読んだだけで資料作成の技術が手に入るものではありません。
本書の内容を自分のものにし、本書を見なくても資料作成を行えるようになったら資料の図解作成については免許皆伝と言ってもいいのではないでしょうか。
資料作成なんてお手のもの!と思っている貴方、実は基本的なところもできていない可能があるかもしれません。
ぜひご一読ください。